地理総合, 地理探究 2026年度 大学入学共通テスト速報 | 大学入試解答速報
昨年に続き、統計表、統計地図、グラフなどの資料が多く扱われたが、それぞれ丁寧に読み取ることにより正答が導けるように各設問が作成されている。
昨年に続き、統計表、統計地図、グラフなどの資料が多く扱われたが、それぞれ丁寧に読み取ることにより正答が導けるように各設問が作成されている。
地誌分野では、ドナウ川、ナイル川、メコン川の流域に関する地誌が出題され、個別の地域の総合地誌ではなく、河川流域の特徴の違いが出題された。
難易度
やや易化
昨年と比べ判断に悩む設問が少なく、いずれの設問も基礎的な知識をもとに判断できるように作成されており、受験生は取り組みやすかったと思われる。
出題分量
昨年と分量・形式は同じで大問数6、マーク数は30であった。
出題傾向分析
地理総合,地理探究の学習指導要領に準拠した設問で構成されており、地理総合,地理探究のほぼ全分野からまんべんなく出題されている。基本的な知識を踏まえて、統計表、統計地図、グラフなどの資料を組み合わせた読み取り問題で構成されている。設問あたりの統計地図やグラフが多く、受験生の負担は大きかったが、昨年と比べて読み取りやすいものが多かったため、受験生の負担は軽減されたと思われる。
2026年度フレーム(大問構成)
| 大問 | 分野 | 配点 | マーク数 |
|---|---|---|---|
| 1 | 乾燥・半乾燥地域の生活文化の多様性(地理総合) | 13 | 4 |
| 2 | 津軽平野とその周辺地域の地域調査(地理総合) | 12 | 4 |
| 3 | 世界の自然環境と自然災害(地理探究) | 21 | 6 |
| 4 | 衣料品類の生産,流通,再利用・再資源化についての探究(地理探究) | 17 | 5 |
| 5 | 人口と都市(地理探究) | 20 | 6 |
| 6 | ドナウ川,ナイル川,メコン川の流域に関する地誌(地理探究) | 17 | 5 |
| 7 | |||
| 8 | |||
| 9 | |||
| 10 | |||
| 11 | |||
| 12 | |||
| 13 | |||
| 14 | |||
| 15 | |||
| 合計 | 100 | 30 | |
2025年度フレーム
| 大問 | 分野 | 配点 | マーク数 |
|---|---|---|---|
| 1 | 食料の生産や消費(地理総合) | 13 | 4 |
| 2 | 愛知県東部に位置する東三河地域の地域調査(地理総合) | 12 | 4 |
| 3 | 世界の自然環境と自然災害(地理探究) | 20 | 6 |
| 4 | エネルギーと産業(地理探究) | 21 | 6 |
| 5 | 産業構造の変化に伴う都市の変容(地理探究) | 17 | 5 |
| 6 | 環インド洋地誌(地理探究) | 17 | 5 |
| 7 | |||
| 8 | |||
| 9 | |||
| 10 | |||
| 11 | |||
| 12 | |||
| 13 | |||
| 14 | |||
| 15 | |||
| 合計 | 100 | 30 | |
設問別分析
第1問
モロッコ内陸部でみられる伝統的な建物や農業、西アジア・タリム盆地の3地点における生活用水の確保、南アメリカ大陸の高山地域・乾燥地域の気候(雨温図)と生活、ユーラシア大陸における乾燥地域の家畜飼育が出題された。解答に迷うものはないが、問2・問3の判定では、学習の中で習得した知識に基づいて解答することが求められる。
※地理総合第1問との共通問題。
第2問
津軽平野とその周辺地域の農地や農作物(米、野菜、果実)、ため池の造成方法と決壊時の浸水ハザードマップ、十三湖におけるシジミ漁の持続可能性、リンゴの輸出量の変化と台湾への輸出時期が出題された。問1では、標高分布図で海岸砂丘などの位置を確認し、資料1の写真の説明文をよく読み、判定しよう。問4では、会話文から判定の根拠となる情報を読み取って解答しよう。
※地理総合第2問との共通問題。
第3問
海底の地形、いくつかの観測地点における大気中の二酸化炭素濃度の推移、日本におけるいくつかの土壌の分布、アメリカ合衆国とカナダにおける湿地・湖沼の周辺の自然環境、地域別の水資源量と1人当たりの水資源量、火山の小~中規模の噴火によるハザードマップが出題された。問2は大気中の二酸化炭素濃度の季節変動が光合成と関係することや北半球と南半球では季節が逆になることなどを踏まえて解答したい。
第4問
亜麻・ジュート・綿花の生産量と主要生産国における栽培、化学繊維製造業と綿紡績業の1967年と2021年の都道府県別事業所数、日本におけるいくつかの国からの衣料品輸入額の変化、日本におけるいくつかの小売業についての商業集積地区別の店舗数の割合、世界の中古衣料品類の輸出額と輸入額が出題された。問2は資料1冒頭の説明文を手がかりに、総事業所数の変化などに着目して解答したい。
第5問
アフリカ・北アメリカ・南アメリカ・ヨーロッパの人口密度と1人当たり穀物生産量、アラブ首長国連邦・インドネシア・フランスの国外居住者と外国人居住者、フィンランド・メキシコ・マリの自然増加率の推移と人口ピラミッドの変化、ニューヨーク都市圏・デトロイト都市圏における職業別就業者割合、都道府県別の第一次産業就業者割合、平均通勤・通学時間、持ち家住宅割合、日本の地方圏における1980年と2020年の人口集中地区の範囲と大型店舗の分布が出題された。問4はデトロイトについての具体的なイメージがないと判定が難しい。
第6問
ドナウ川・ナイル川・メコン川の河道に沿ってみられるケッペンの気候区分、ハルツームとプノンペンの景観と特徴、オーストリアにおけるドナウ川周辺の国境を通過する貨物量とその輸送手段別割合、ドナウ川・ナイル川・メコン川の流域を含む国々の水資源の国外依存度、ドナウ川・ナイル川・メコン川の流域を含む国々における1人当たりGDPの平均値と変動係数が出題された。問1はある河川にのみ示された凡例(気候区)や特に割合が高いものを手がかりに解答の道筋を立てたい。問3は注に示された上流側と下流側に位置する国に着目することがポイントとなる。
第7問
第8問
第9問
第10問
過去の平均点の推移
| 2025年度 | 57.48 |
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