公共 2026年度 大学入学共通テスト速報 | 大学入試解答速報
今日の社会情勢を反映した問題内容
昨年同様、すべての大問で探究学習が場面設定とされている。統計資料の問題が1問減った一方、メモの内容等を読み取る問題は増えており、全般的に思考力・判断力を問う内容の問題が多いのは昨年同様といえる。問われている知識もおおむね基本的なものにとどまっている。障害者差別解消法が定める合理的配慮の提供など、今日の社会情勢を反映した題材も扱われている。
難易度
昨年並み
やや難しめの知識を必要とする問題があるものの、多くは教科書の範囲内の知識を問う問題となっている。また、メモやノート、統計資料を丁寧に読めば解答できる問題も多い。
出題分量
大問数・マーク数とも変化はないが、ページ数が昨年よりも1ページ増えた。
出題傾向分析
公表された大学入学共通テスト問題作成方針に即した内容である。統計資料の読み取り問題は1問減少したが、読解力や思考力・判断力を問う傾向は昨年同様である。解答番号108・116のように知識の正確さとともに読解力・思考力を試す形式の出題が定着している。
2026年度フレーム(大問構成)
| 大問 | 分野 | 配点 | マーク数 |
|---|---|---|---|
| 1 | 社会保障制度の現状と課題 | 12 | 4 |
| 2 | 民主主義と政治参加 | 13 | 4 |
| 3 | 権利を保障するための法や制度 | 12 | 4 |
| 4 | 文化や宗教についての探究 | 13 | 4 |
| 5 | |||
| 6 | |||
| 7 | |||
| 8 | |||
| 9 | |||
| 10 | |||
| 11 | |||
| 12 | |||
| 13 | |||
| 14 | |||
| 15 | |||
| 合計 | 50 | 16 | |
2025年度フレーム
| 大問 | 分野 | 配点 | マーク数 |
|---|---|---|---|
| 1 | 男女共同参画社会をめぐる現状と課題 | 12 | 4 |
| 2 | 経済活動とそれを支える社会的・経済的基盤 | 12 | 4 |
| 3 | 裁判所と法の役割 | 13 | 4 |
| 4 | 公共空間の持続的形成 | 13 | 4 |
| 5 | |||
| 6 | |||
| 7 | |||
| 8 | |||
| 9 | |||
| 10 | |||
| 11 | |||
| 12 | |||
| 13 | |||
| 14 | |||
| 15 | |||
| 合計 | 50 | 16 | |
設問別分析
第1問
生徒が講演会に参加したという設定のもと、公助とロールズの格差原理、経済活動と税制、社会保障制度の財源、社会保障制度における再分配のあり方が取り上げられている。ほとんどの問題は、教科書の範囲内の標準的な学習で対処できるが、統計資料の読み取りに関する問3のような問題に対応するためには、資料の数値を読み取る能力を高めるよう普段の学習から意識しておくことが重要である。
第2問
生徒が民主主義と政治参加をテーマとする学習に取り組んでいるという設定のもと、政治参加の具体的事例、多数決と民意の関係、ロビイングと行政の説明責任、市民参加型の政策提案の取り組みが取り上げられている。ほとんどの問題は、教科書の範囲内の標準的な学習で対処できるが、市民参加型の政策提案に関する問4のような問題に対応するためには、思考力・判断力を高めるよう普段の学習から意識しておくことが重要である。
第3問
生徒が権利を保障するための法や制度について学ぶという設定のもと、日本国憲法が定める内容や、権利が侵害された場合の救済制度など、さまざまな知識事項を扱う問題が出題された。問1や問2のような問題に対応するためには教科書を通じた知識事項の習得が求められる。問3のような問題に対応するためには、権利侵害をめぐる救済制度について教科書に掲載されている内容や事例を確認しておくことが重要である。
第4問
生徒が文化や宗教について探究するという設定のもと、統計資料の読解問題や、思考力・判断力を試す問題、基本的な知識事項を問う問題が出題された。問1や問3のような問題に対応するためには教科書記述の内容理解が、問2のような統計資料の問題に対応するためには表やグラフといった資料を読み取る練習が、それぞれ重要となる。問3では最高裁判所の判例に関する問題が出題された。判例に関心をもつことが重要である。
第5問
第6問
第7問
第8問
第9問
第10問
過去の平均点の推移
| 2025年度 | 25.28 |
|---|



