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歴史総合 2026年度 大学入学共通テスト速報 | 大学入試解答速報

2026年01月17日 16:42更新

資料(グラフ・図版・地図・表)を多用する形式は昨年と同じ。日本史分野からの出題が増加。

授業で資料を基に班別学習する形式がとられており、資料やそこから作成したパネルやレポートから読み取れる情報と学習で習得した知識を総合して解答しなければならない。昨年に比べて日本史の知識を必要とする問題の割合が増えた。

難易度

やや易化

日本史の割合が増加したため、日本史を中心に学習した受験生には取り組みやすくなっただろう。

出題分量

マーク数は16で、昨年と同じ。ページ数も昨年が17ページ、今年が16ページで大きく変わらなかった。

出題傾向分析

資料を多用する出題傾向は昨年と変化はない。グラフや図版・表そのものだけでなく、それらを基に生徒が作成したパネル・レポート・メモなどの内容から判断しなければならない問題も多く出題されているので、問題文を注意深く読み、そこから必要な情報を引き出す力が必要である。近代化の分野からの出題が多かったが、グローバル化すなわち戦後史も2010年代の出来事まで出題されているので、教科書はまんべんなく最後まで学習しておく必要がある。

2026年度フレーム(大問構成)

大問 分野 配点 マーク数
1 災害の歴史 25 8
2 近現代における都市の変容 25 8
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
合計 50 16

2025年度フレーム

大問 分野 配点 マーク数
1 歴史上における境界 25 8
2 装いの歴史 25 8
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
合計 50 16

設問別分析

第1問

災害の歴史をテーマに、時期・分野ともに総合的に問うている。問1は大西洋三角貿易、アフリカ分割、コロンブスの西インド諸島到達の時期を判断して前後関係を考える必要がある。問3(1)は非暴力・不服従運動、エチオピア侵略がどちらもパネルの時期に該当しないと判断したい。問3(2)はパネルの文章・地図・グラフをよく読み取り、メモの内容をよく吟味して解答しよう。問6もグラフを注意深く読み取るとともに、選択肢Xで排日移民法を想起する、あるいは選択肢Yを五・四運動が第一次世界大戦後の出来事であることを想起して消去することで解答したい。<歴史総合,日本史探究の第1問と共通>

第2問

授業で近現代における都市の変容をテーマに班別学習をする形式で、Aでは近現代の大都市としてパリと東京を、Bでは植民地化されたアジアの都市としてサイゴン・京城(現ソウル)・香港を、それぞれ扱っている。問3で、パネルの文章中に引かれた下線部の正誤を判定させるのは、日本史にはみられたが世界史ではこれまでみられなかった形式であった。下線部1で扱われた江戸時代の海運について述べた南海路や東廻り航路は教科書の本文中にはなく、地図にしか記されておらず、下線部4の文化住宅の時期も含めて世界史中心に学習した受験生には難しかっただろう。問4も「列島改造」を掲げた内閣を田中角栄内閣と判断させるなど、日本史の知識のみで解答する問題。円グラフを使用した問8は、それぞれの都市に関する会話文・パネル・ノートから住民構成を読み取って判断する問題。<歴史総合,世界史探究の第1問と共通>

第3問


第4問


第5問


第6問


第7問


第8問


第9問


第10問


過去の平均点の推移

2025年度 24.83