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物理 2026年度 大学入学共通テスト速報 | 大学入試解答速報

2026年01月18日 22:37更新

実験を題材にした問題が出題されなかった。

例年出題されていた実験や探究活動をテーマにした問題が無かった。また、定性的に考える問題や、知識だけで即答できる問題がほぼ無くなり、しっかり理論計算をしていく問題が多くなった。 

難易度

やや難化

目新しい問題は無かったが、どの問題も理論計算をして考察していく必要があった。

出題分量

昨年より設問数は減り、マーク数も2つ減った。組合せ問題は7個となり、昨年より3個減った。

出題傾向分析

大問構成は小問集合、力学、熱(A)+波動(B)、電磁気の4題。昨年と同じ構成であった。

2026年度フレーム(大問構成)

大問 分野 配点 マーク数 テーマ
1 小問集合 25 6 各分野の基本問題
2 力学 25 5 2物体の衝突
3 熱・波動 25 6 A 熱サイクル||B 波の干渉
4 電磁気 25 5 荷電粒子の運動
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
合計 100 22

2025年度フレーム

大問 分野 配点 マーク数 テーマ
1 小問集合 25 5 各分野の基本問題
2 力学 25 5 単振り子
3 熱・波動 25 6 A 気体の状態変化||B 波の干渉
4 電磁気 25 8 導体棒の電磁誘導
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
合計 100 24

設問別分析

第1問

問1はドップラー効果の問題。波の速さは波源の速度によらないことに気を付ける。ドップラー効果の公式を用いればよいが、波源が近づく場合は、観測される振動数が増加することがわかっているとよい。問2は回路の問題で、ランプの明るさが最大になる接続素子を選ぶ問題。ランプに流れる電流が最大になるものを選べばよく、交流電源の方は直列共振となる。問3は、加速度運動するバス内において、二酸化炭素またはヘリウムを入れた風船の様子を選ぶ問題。浮力は、見かけの重力と逆向きにはたらくと考えればよい。問4はコンプトン効果の問題。立式は通例通りであり、また運動量保存則の式は記載してあるので、それを用いて判断していけばよい。問5は、状態の異なる2つの気体において、等しい量が何かを選ぶ問題。温度と物質量はそれぞれ異なるが、積は等しいことに注意。

第2問

なめらかな水平面上でのさまざまな衝突を考える問題。問1は物体が壁に衝突するとき失われるエネルギーを求める問題。問2は2物体の弾性衝突を問う典型問題。問3、4はばねに連結された2物体ともう一つの物体の衝突を考える問題で、2物体の重心速度についての言及があるが、問題文の定義にしたがって計算を進めればよい。運動量保存則とエネルギー保存則の総合的な理解と細かな計算処理が必要とされた。

第3問

A. 熱サイクル
気体の状態変化に関する問題。気体の状態方程式や熱力学第1法則を用いるが、サイクルで気体がした仕事を P-V グラフの面積をグラフのマスの数から概算させる特徴的な設問があった。
B. 波の干渉
円形波と平面波の干渉に関する問題。問5では、x 軸上にある定在波の様子をとらえればよい。問6は、それぞれの波の波面の時間変化を図で考察すればよい。

第4問

荷電粒子の電場、磁場中での運動を扱う問題。電場中では静電気力による放物運動を、磁場中ではローレンツ力による等速円運動を考察していけばよい。負電荷であることに注意が必要で、静電気力やローレンツ力の作用する向きを間違えないようにしたい。問5では、円運動の半径がどの物理量に依存するかをしっかり判断しなければならない。

第5問


第6問


第7問


第8問


第9問


第10問


過去の平均点の推移

2025年度 58.96
2024年度 62.97
2023年度 63.39
2022年度 60.72
2021年度 62.36