河合塾グループ河合塾
  1. 河合塾
  2. 受験情報
  3. 大学入試解答速報
  4. 2026年度 大学入学共通テスト速報
  5. 英語(リーディング)

英語(リーディング) 2026年度 大学入学共通テスト速報 | 大学入試解答速報

2026年01月17日 21:33更新

多少の出題形式の変化はあったものの,読解問題を通じて英文を書くスキルをはかろうとするねらいが昨年に引き続きみられた。

イラストの選択やグラフ等の読み取りを求める問題が出題された。

難易度

やや易化

全体の語数は昨年並みだったが,正解を選ぶのに迷ったり時間を要したりする問題が少なかったので,取り組みやすかっただろう。

出題分量

問題本文・図・選択肢すべて含めて約5600語で,昨年とほぼ同じ。大問数8とマーク数44にも変化はなかった。

出題傾向分析

大きな傾向の変化はなかった。第2問や第5問ではイギリス英語の表現やつづりが従来通り本文中にみられた。

2026年度フレーム(大問構成)

大問 分野 配点 マーク数
1 読解問題(テキストメッセージ) 6 3
2 読解問題(ウェブサイト) 12 4
3 読解問題(記事) 9 6
4 読解表現融合問題(ニュースレター推敲) 12 4
5 読解問題(チラシ・オンラインフォーム・メール) 16 6
6 読解問題(物語文) 12 8
7 読解問題(論説文) 16 6
8 読解表現融合問題(レポート作成) 17 7
9
10
11
12
13
14
15
合計 100 44

2025年度フレーム

大問 分野 配点 マーク数
1 読解問題(パンフレット) 6 3
2 読解問題(ブログ) 12 4
3 読解問題(記事) 9 6
4 読解表現融合問題(レポート推敲) 12 4
5 読解問題(メール) 16 6
6 読解問題(物語文) 12 8
7 読解問題(論説文) 16 6
8 読解表現融合問題(レポート作成) 17 7
9
10
11
12
13
14
15
合計 100 44

設問別分析

第1問

テキストメッセージのやり取りを読んで解く2022年度の追試以来,形式が復活した。ダンスクラブのメンバー4人が来月のコンテストの衣装について意見を出し合っている。問2のイラスト問題は昨年と比べてかなりシンプルで選びやすいが,設問の英文を正しく読み,またチェック柄のシャツを完全に脱ぐということを正しく理解する必要があった。

第2問

「キャンパス内宿舎に関する満足度調査」についての大学のウェブサイト投稿と,それに対する2人の学生のコメントを読んで4つの問いに答える問題。大学管理部門による調査結果の報告と,NaokiとHelgaによる個人的な体験談という,異なる視点からの情報をそれぞれ理解する必要があった。特に問1は,大学管理部門の意見を問う問題で,事実の記述と評価的な意見を区別する力が求められた。

第3問

「座禅ワークショップでの体験」についての記事を読み,3つの問いに答える問題。問2は出来事の起こった順序に即して選択肢を選ぶ問題だったが,これは昨年と同様に5つの選択肢から4つを選んで時系列に並べ換えるものだった。どの設問も総じて素直であり,解きやすいものであった。

第4問

「エコウィーク」というイベントに関するニュースレターを推敲(すいこう)し,4つの問いに答えて論理的な英文を完成させる問題。問1はポスターの制作目的に関する一節を補わせる問題,問2はごみ拾いレースの勝者を選ぶ過程に関する英文を適切な位置に補わせる問題で,ともに新傾向であった。

第5問

「図書館のブックフェアと書籍推薦」に関する3種類の資料(チラシ,オンラインフォーム,メール)を読んで5つの問いに答える問題。それぞれの問いで,どの資料を参照すればよいかを判断する必要があった。昨年に引き続き,複数の資料を横断的に読み取る力が問われた。問3は,推薦した4冊の本に共通する特徴を選ぶ問題で,オンラインフォームに記載された4冊の書籍情報を,チラシの応募条件と照合する作業が必要で,複数の条件を体系的にチェックする情報処理能力が求められた。問4は,採用されなかった書籍を選ぶ問題。メールの内容をヒントに,各書籍の対象年齢を確認する必要があった。

第6問

「おにぎりの店の思い出」についての物語を読み,そのアウトラインの空所を埋める問題。昨年はフィードバックの空所を埋める問題だったが,分量,形式ともに大きな変更点はなかった。物語をよくするためにどのような情報を加えるかのような,物語の中に書かれていない要素を考えさせる問題は出題されなかった。時系列が何度も前後するようなことがなく,内容も理解しやすい物語だったので,かなり読みやすかったと思われる。

第7問

昨年はプレゼンテーション用のメモの空所を埋める問題であったが,今年は科学の授業での発表用スライドに設けられた5箇所の空所を埋めて完成させる問題になった。今年はmind-wanderingに関する記事を扱っている。問5では生徒の生活習慣に関する具体的な記述が、本文で述べられたコツと一致するかどうかを判断させる問題が出された。設問は本文の記述と同じ順番で構成されており、パラグラフ単位で内容を把握しながら読み進めれば、比較的解きやすい問題であった。

第8問

「スポーツとテクノロジーの進歩」に関する複数の意見と資料に基づいて,3段階のステップを踏みながらレポートのアウトラインを作成する問題。昨年度と同じ形式だった。ステップ1では,立場や視点の異なる5人の意見を読み,それぞれの主張を捉えて2つの設問に答える。ステップ2では,上記5人の中から自分の立場を支持する2人を選び,共通点を答える。この問題では,正解を選ぶのに迷う表現が使われていた。ステップ3では,自分がとる立場の根拠を追加資料から2つ選び,アウトラインを完成する。昨年同様,ステップ2は3つの空所のすべてを正解して初めて得点できるようになっている。

第9問


第10問


過去の平均点の推移

2025年度 57.69
2024年度 51.54
2023年度 53.81
2022年度 61.8
2021年度 58.8