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世界史A [分析] 2021年度大学入学共通テスト速報 | 大学入試解答速報

資料やグラフを多用して、考えさせようという問題が多く出題。

出題内容はセンター試験と同レベルであったが、資料・グラフを読み取って判断する問題が多く出題された。

難易度

資料やグラフから読み取った情報と、歴史的知識を合わせて判断させる思考力や判断力を問う問題で、論理的に考えることができたかどうかで差がつく問題であった。

出題分量

小問数は33問で、昨年のセンター試験の32問から1問増加した。

出題傾向分析

資料やグラフが多用され、しかもその内容を読み取って、世界史の知識と結びつけて判断することを求める問題が多く出題された。内容は、資料やグラフを読んで、落ち着いて判断すれば解答できる問題がほとんどであったが、一部に、設定・表現が分かりにくいため、受験生が歴史的知識以外の要素で戸惑う問題も見られた。

2021年度フレーム(大問構成)

大問 分野 配点 マーク数
1 国際関係や国際貿易の歴史 19 6
2 世界史上の人物・事件を題材にした映画や絵画 18 6
3 世界史上の君主 27 9
4 世界史上の出来事の記録 18 6
5 民族間の対立関係や民族独立の運動 18 6
合計 100 33

2020年度フレーム

大問 分野 配点 マーク数
1 王朝や君主 28 9
2 産業や労働 28 9
3 植民地とそれをめぐる対立や抗争 22 7
4 法と規範 22 7
合計 100 32

設問別分析

第1問

Aは資料文、Bはグラフを使用した、新しい形式。問1・問2は、資料の説明や資料文を読んで解答することが必要。問4はグラフの数字の表示と選択肢の表記が異なり、問6はX・Yの選択肢の文が紛らわしいなど、歴史的知識以外で戸惑う問題である。

第2問

映画「アマデウス」や絵画の展示会を見ての会話を題材とした問題。問2は「ガリレイ」と「万有引力」の組み合わせの間違いで判断でき、問3は、リード文の「1968年」に注目すれば、プラハの春で「ワルシャワ条約機構軍が軍事介入」が正解と判断できる。

第3問

全体として、センター試験の形式が多かった。問3は、空欄アの国名を問1などからセルビアと判断したうえで、解答しなくてはならず、しかも戦後史についての問題であったためやや難。

第4問

資料を古いものから順に並べ替える新しい形式の問題が2問あったが、センター試験の形式の問題が半数を占めた。なお、Bの資料2と問4については、冬期講習「共通テスト攻略世界史B」第5講第1問問3で類似資料と類似問題が出題された。

第5問

A・Bとも資料を使った形式の問題であった。問3は「民国26年」を西暦に直すために計算するか、精華大学が北京に設立されたという注から北京の郊外で起こった「盧溝橋事件」を選ぶか、で判断する問題である。6問中4問が近現代史からの出題であった。

過去の平均点の推移

20年度 19年度 18年度 17年度 16年度
51.2 47.6 39.6 42.8 42.1