河合塾
2019年度大学入試センター試験 分析
【倫理,政治・経済】

資料文読解問題が昨年より1問減。ふるさと納税など時事的動向も出題。

倫理分野では、資料文読解問題の出題が昨年の2問から1問減り、1問のみとなった。政治・経済分野では、ふるさと納税やコンパクトシティ、日本銀行の量的緩和政策など時事的動向を意識した問題も出題された。

難易度 やや難化
倫理分野では、学習上見落としがちな事柄が問われ、やや判断に迷う問題がみられた。政治・経済では、正しい記述の組合せを考えさせるなど、選択肢の構成がやや複雑な問題もみられた。

出題分量
大問数およびマーク数は昨年と同じ。本文および設問がすべて単独科目の「倫理」「政治・経済」からの転用である点も昨年と同じであった。

出題傾向分析
昨年と同様、倫理分野、政治・経済分野ともに、その多くが教科書の範囲内の知識で対応できる問題となっている。倫理分野では、資料文読解問題が昨年の2問から1問へと減少し、グラフ読解問題は2年連続で出題されなかった。政治・経済分野では、昨年まで出題されていた本文の空欄補充問題がなくなった。

 

[0]戻る
Copyright Kawaijuku Educational Institution.