河合塾
2019年度大学入試センター試験 分析
【地理B】

大問構成、出題分野とも大きな変化はなく、比較地誌が2か国の比較に戻った。

昨年と同様に、地理Bのほぼ全分野からまんべんなく出題されている。地誌は地中海沿岸地域と旧ソ連の2か国が問われた。

難易度 やや難化
比較地誌で、なじみの薄い国が問われたことと、図表が増え、読み取りに時間がかかることにより、昨年よりもやや難化。

出題分量
大問数6題、マーク数35で、ともに変化なし。

出題傾向分析
系統地理的考察の分野から、自然環境が1題、資源と産業が1題、都市と村落、生活文化から1題、地誌的考察の分野から、地中海沿岸地域の地誌と、ウクライナとウズベキスタンの比較地誌。地図と地理的技能の分野から地域調査が1題出題された。大問構成、出題分野とも昨年と同じで、地理Bのほぼ全分野からまんべんなく出題されている。基本的な知識を問う問題のほか、統計表、統計地図、グラフ、地形図などのさまざまな図表を用いて、それらの読み取りと基本的な知識を結び付けて解答する問題が多い。

 

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