河合塾
2019年度大学入試センター試験 分析
【地学】

文選択問題が減少し、選択肢数の多い問題が増加した。

昨年に比べて地質図に関する小問が増加した。4年ぶりに8択の問題が出題されるなど、選択肢数の多い小問が増加した。文選択問題が減少し、基本的な用語のみを問う知識問題が増加した。

難易度 昨年並み
選択肢数の多い小問や、地質図など読図を必要とする小問が増加したものの、文選択問題が減少し、基本的な用語を問う小問が昨年に比べて多かった。

出題分量
解答するマーク数は30であり、昨年と同じであった。

出題傾向分析
教科書で扱われている「固体地球」「岩石・鉱物」「地質・地史」「大気・海洋」「宇宙」の5分野のすべてから出題されていた。内容的には昨年と同様に知識問題、読図問題、計算問題がバランスよく出題された。出題形式でみると、昨年に比べて文選択問題が減少し、用語選択問題が増加した。選択問題の出題分野は年度によって異なっており、今年は地球、大気・海洋からの出題であった。これら2つの選択問題の難易度はほぼ同レベルであった。

 

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