河合塾
2019年度大学入試センター試験 分析
【生物基礎】

仮説を検証するために必要な実験を選ぶ問題や実験の結果に基づいて考察する問題、DNAの塩基組成とタンパク質合成に関する計算問題などが出題された。

教科書の各分野よりバランスよく出題され、すべての問題がA・B分けされていた。設問16問の内訳は、知識を問う問題が11問、仮説を検証するために必要な実験を選ぶ問題や実験の結果に基づいて考察する問題などを含む考察問題が4問、DNAの塩基組成とタンパク質合成に関する計算問題が1問であった。

難易度 やや難化
教科書に記載されている知識を問う問題が中心であるが、考察問題の割合が増加し、昨年は出題されなかった計算問題が出題された。

出題分量
大問数は昨年と同じ3題であるが、マーク数は18で昨年より1つ増加した。総ページ数は17ページで、昨年より2ページ増加した。

出題傾向分析
生物と遺伝子、生物の体内環境の維持、生物の多様性と生態系の3分野からバランスよく出題されており、各大問がA・B分けされていた。教科書に記載されている知識を問う問題が中心であるが、大学入学共通テストを意識した問題を含む考察問題の割合が増加し、昨年出題されなかった計算問題が出題された。

 

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