河合塾
2019年度大学入試センター試験 分析
【物理】

選択問題は熱分野と原子分野であった。大学入学共通テストを意識したと思われる出題があった。

例年通り選択問題の第6問には原子分野が出題されたが、第5問は熱分野に戻った。第3問Aの問2は大学入学共通テストを意識したと思われる問題である。第5問の問2は、2018年度全統センター試験プレテストの第3問B問5と類似問題であった。第6問は、2018年度全統センター試験プレテストの第6問と同一内容であった。

難易度 昨年並み
昨年と同様に、知識を問う問題、しっかり式を立てて計算をしないと正解できない問題、公式の暗記だけでは解答を選択できない問題、基本概念を使った思考力を試す問題がバランスよく含まれていた。

出題分量
設問数は2つ、マーク数は1つ減った。組合せ問題の数は昨年の11問から半減して、第5問を選択した場合は4問、第6問を選択した場合は5問であった。

出題傾向分析
必答問題は小問集合、電磁気、波動、力学の4題で、選択問題は熱と原子から1題を選択する構成であった。例年、選択問題のうち1題は原子が継続して出題されているが、もう一方の1題では熱、波動、力学が出題されてきており、定まっていない。

 

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