河合塾
2016年度大学入試センター試験 分析
【倫理】

全般的には例年通り、基本的な思想の理解力や文章読解力を問う問題構成となっている。

昨年同様、総計資料問題が1問、本文読解問題と資料文読解問題が各大問で1題ずつ出題された。

難易度 昨年並み
特に大きな変化はみられなかった。毎年、解答に多くの時間を要する統計資料問題(解答番号5)は、昨年の7択問題から4択に変更されたが、必ずしも易しくはない。ただし、全体の難易度は昨年並みである。

出題分量
出題分量(大問数・設問数)は変化なし。

出題傾向分析
組合せ問題が12問出題され、うち8択問題が昨年よりも3問増えた。なかでも本文読解問題が第1問(解答番号10)、第2問(解答番号19)で例年の4択から8択問題に変わった。いずれにせよ、倫理の学習においては、基本的用語の暗記のみならず、文章読解力を鍛えるとともに、思想史の流れを理解して概略的に思想を把握できるような学習を心がける必要がある。

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