河合塾
2016年度大学入試センター試験 分析
【地学】
大問構成が変化し、選択肢の多い問題が大幅に減少した。
第1問から第4問が必答問題、第5問と第6問が選択問題になっており、計5題を解答する形式であった。
難易度 やや易化
選択肢の多い問題が減少したことに伴い、昨年に比べて解答時間に余裕ができた。選択問題の難易度に大きな差があり、易しい方の問題を選択する受験生が多かったと思われる。
出題分量
解答するマーク数は計30であり、昨年と同じであった。
出題傾向分析
教科書で扱われている「固体地球」「岩石・鉱物」「地質・地史」「大気・海洋」「宇宙」の5分野のすべてから出題されていた。内容的には昨年と同様に知識問題、読図問題、計算問題がバランスよく出題された。重力異常、残留磁気、日本列島の地史、潮汐、波、暦のように旧課程地学Iの範囲外のテーマの問題が目立った。地質平面図を読み取る小問数が減少した。
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