河合塾
2016年度大学入試センター試験 分析
【地学基礎】
昨年よりも易化した。
解きやすい問題が多かった。また、選択肢がすべて4択になり易化した。
難易度 易化
判断に迷う問題が少なくなり、素直な問題が多くなった。計算問題が少なくなり、基礎知識で解ける問題が増えた。昨年は選択肢が5択以上の問題が9問もあったが、今年はすべて4択となり、選択肢数が大幅に少なくなった。図を読み取る問題も簡単になった。昨年は8択の正誤問題が2問出題されたが、今年は4択の正誤問題が1問だけになった。
出題分量
マーク数は15で昨年と同じである。全体のページ数は、昨年の14ページから今年は12ページになり、少なくなった。
出題傾向分析
地学基礎の各分野からバランスよく出題されている。第1問は、地球(固体地球、岩石、地質・地史)分野をまとめており、第2問・第3問より問題数や配点が多い。第2問は大気・海洋分野、第3問は宇宙分野から出題されている。
第1問は昨年よりも1問増えて8問となり、配点も27点と多くなった。逆に、第2問は問題数が1問減った。第3問は、問題数は昨年と同じ3問であったが、配点が1点減って10点となった。
図表を読み取る問題に関しては、問題数は昨年とほぼ同じであるが読み取りやすく、迷う選択肢も少なかった。
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