河合塾
2016年度大学入試センター試験 分析
【生物】

昨年同様、「生態と環境」と「生物の進化と系統」の分野の問題が、いずれも必答問題として出題された。

「生態と環境」と「生物の進化と系統」は教科書の最後に記載されている分野であり、その分野から必答問題として出題されたことは、高等学校における進度に配慮したものとはいえなかった。

難易度 易化
詳細な知識を問う問題や紛らわしい選択肢が減少し、選択肢の数も減少した。また、難易度の高い考察問題も減少したため、昨年に比べて易化した。

出題分量
問題のページ数やリード文の行数、図表の数などは昨年とほぼ同じであったが、小問数や総選択肢数が減少し、全体的な分量は昨年よりもやや減少した。

出題傾向分析
「生命現象と物質」、「生殖と発生」、「生物の環境応答」、「生態と環境」、「生物の進化と系統」の5分野から幅広く出題されており、選択問題となった第6問と第7問は、複数の分野にわたる複合的な問題であった。

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