河合塾
2015年度大学入試センター試験 分析
【地学基礎】
大問3題の形式であった。図を読み取る問題や計算問題が多かった。
教科書の各分野からバランスよく出題がされていた。全体を通して思考問題が多く、時間内にすべて解くのはやや厳しかったと思われる。
難易度
全体としてやや難しかった。図を正確に読み取らなければならない問題が多く、時間が必要であった。選択肢の数が多く、また、まぎらわしい選択肢が多かったため、正確な知識が求められる出題であった。
出題分量
大問数は3題、マーク数は15であった。昨年までの旧課程地学I(60分、100点、マーク数30)と比べて、時間、配点あたりのマーク数は同じであった。
出題傾向分析
第1問は固体地球、岩石、地質・地史の分野をまとめた形になっており、マーク数が7、配点が23点と多くなっている。岩石分野からの出題が少なかった。
全体を通して単純に知識を問う問題は少なく、図表を読み取って計算する問題など、思考力を問う問題が多かった。図の読み取りを正確に行わなければならず、解答に時間を要する問題が多く出題された。また、選択肢の数が多い問題が多く、8択の問題が5つあった。ほとんどの問題は、旧課程地学Iの範囲で解答できる内容であった。
※1/18 22:15頃更新される場合もあります。
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