河合塾
2015年度大学入試センター試験 分析
【生物基礎】

大問3題構成で、マーク数は16。教科書に記載されている知識を問う問題が中心であったが、正確な知識を必要とする問題が多かった。

教科書の各分野よりバランスよく出題され、旧課程の生物Iの問題で多くみられたように、すべての問題がA・B分けされていた。設問16問のうち、15問は知識を問う問題であり、第1問の問6のみ計算問題であった。
第3問Bの問4は、2014年度第2回全統マーク模試第3問Bの問6と同じ内容であった。            

難易度 
実験考察問題が出題されず、文章選択問題の割合も低かったが、1マークあたりの選択肢数が多く、正しい選択肢の組合せを選ぶ問題の割合も高かったため、受験生にとってはやや難しかったと思われる。

出題分量
大問は3題で、マーク数は16であった。総ページ数は12ページで、大問1題あたりのページ数は昨年の旧課程生物Iと比較すると6.4から4.0に減少した。

出題傾向分析
生物と遺伝子、生物の体内環境の維持、生物の多様性と生態系の3分野からバランスよく出題されており、各大問がA・B分けされていた。旧課程生物Tで多くみられた実験考察問題は出題されず、教科書に記載されている知識を問う問題が中心であったが、1マークあたりの選択肢数が多く、設問16問中7問が正しい選択肢の組合せを答える問題であった。第1問の問6の計算問題は正答率が低いであろう。

※1/18 22:15頃更新される場合もあります。

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