河合塾
2015年度大学入試センター試験 分析
【化学I】
大問数4。総マーク数は33から29に減少したが実質的な負担は変わらず。
化学反応の量的関係、実験考察の問題など思考力を要する問題がみられた。新課程「化学」と同一問題が45点分(マーク数13)あった。
難易度
計算問題、正誤を問う問題の出題数は昨年とほぼ同じであった。化学反応の量的計算、実験考察の問題などやや思考力を要する問題もみられたが、試験としての難易はやや易しかった。今年と昨年の高卒生の平均点で比較すると、平均点は大幅に下がった。
出題分量
大問4題、マーク数29であり、昨年のマーク数33と比較して減少した。特に第4問のマーク数が11から7へと減少したが、実質的な負担に変化はなかった。
出題傾向分析
出題の分野、分野別の配点ウェイトに変化はなかった。
理論分野では、熱化学の問題がやや難しかった。
無機分野では、グラフをもとに計算させる問題、実験内容を考察させる問題が思考力を要した。
有機分野の問題は概ね標準的であった。
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