河合塾
2015年度大学入試センター試験 分析
【物理】

熱分野と原子分野が選択問題となり、各分野からまんべんなく出題された。

大問6題の構成。小問集合、電磁気、波動、力学が必答問題。熱と原子からいずれか1題を選択。
第1問の問1と問5、第3問A・B、第4問Bは、旧課程「物理I」と共通。
第4問Bは、物理基礎の範囲のみで解ける問題であった。


難易度 
国公立大二次・私立大入試にしか出題されていなかった物理の応用的な内容が出題されるようになったが、比較的素直な内容が多く、旧課程「物理I」と比べて例年並みの難易度である。

出題分量
マーク数は昨年度の旧課程「物理I」よりも1つ減少した。
大問数が4題から5題になり、5題目は選択問題となった。

出題傾向分析
電磁気、波動、力学、熱、原子の5分野からバランスよく出題されている。ダイオードを含む交流回路の電位のグラフや平均消費電力など高度な内容も出題された。
旧課程物理IIでは選択分野であり、多くの大学で出題範囲から外されていた原子分野からも出題された。

※1/18 22:15頃更新される場合もあります。

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