河合塾
2015年度大学入試センター試験 分析
【英語(筆記)】

第2問・第3問は2014年度追試験と同じ形式が導入された。

2014年度本試験と比較すると、昨年の第2問Cが第2問Bに、第2問Bが第3問Aとなった。また、新たに第2問Cに対話の応答文となるように、語句を三箇所つないで文を作る問題が出題された。
第5問からイラストを選ぶ問題がなくなり、内容を尋ねる問題のみとなった。
2014年度まで第3問Aで出題されていた意味類推問題は、第5問と第6問の長文読解問題の中で出題された。
第5問の問2は2010年度第3問Aの意味類推で出題されたhas a penchant forと同じであった。

難易度 昨年並み
形式の変化が若干あったものの、各大問の難易度がすべて昨年並みであった。

出題分量
総語数は昨年に比べて約200語増えて約4400語になった。問題別では、第3問、第4問、第5問で増加、第2問と第6問でやや減少した。

出題傾向分析
第2問Cで、昨年の追試験で出題された、対話の応答文の文中の語句を組み合せる問題が出された。また、昨年まで第3問Aで独立した問題として出題されていた意味類推問題が、第5問と第6問の長文読解問題の中の設問に組み込まれた。昨年まで第2問Bで出されていた対話文完成問題が第3問Aに移り、問題数が3問から2問に減ったが、これも昨年の追試験と同じ形式に合わせたものであった。
全体として、実践的なコミュニケーション能力を問うという新課程でも問われる出題と言える。

※1/17現在のコメントです。1/18 22:15頃更新される場合もあります。

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