河合塾
2014年度大学入試センター試験 分析
【倫理,政治・経済】

学習の成果を測るのに適した問題構成。1つの設問を除き、「倫理」、「政治・経済」と共通問題。

学習成果測定に適合した問題がバランスよく出題されている。設問のほとんどが単独科目としての「倫理」、「政治・経済」からの流用であるが、第2問の問1(資料文読解問題)と第4問の本文は「倫理、政治・経済」オリジナルであった。

難易度 易化
「倫理」分野については、昨年に比べて教科書で記載頻度の低い内容の出題が少なくなった。また、基本的知識と理解を問う設問と、資料文および本文の読解力を問う設問がバランスよく出題されたため、易化した。「政治・経済」分野については、基本的知識や理解を問う問題が中心で、昨年並みの難易度である。

出題分量
分量・出題形式は、大問6題(「倫理」分野3題、「政治・経済」分野3題)、マーク数39(「倫理」分野19、「政治・経済」分野20)で昨年と変わらず。配点は「倫理」分野が50点、「政治・経済」分野が50点。

出題傾向分析
「倫理」分野、「政治・経済」分野ともに全範囲からまんべんなく出題されている。昨年と同様、資料文読解問題や図表読解問題、本文趣旨読み取り問題が出題されている。

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