河合塾
2014年度大学入試センター試験 分析
【日本史B】
例年通り、地図を利用した出題や図版・史料・表・グラフの読解問題がみられた。
手塚治虫の人物史が出題された。
第6問は手塚治虫の人物史を素材とした問題であり、昨年の本試験では見られなかった近現代の人物史を扱った大問が復活した。
難易度 やや易化
昨年見られた難易度が高い設問が減少し、標準的な設問が増加したため。
出題分量
大問数・マーク数ともに昨年と同じ。
出題傾向分析
大問数6題・マーク数36の全体構成は昨年と同じであった。分野としては、昨年大幅に増加した外交史からの出題が減少し、全体にバランスの良い出題となった。例年通り、地図を利用した出題や文字史料・図版・統計資料の読み取り問題が多く出題されており、歴史資料をもとに考察させようとする姿勢が今年も維持されている。過去のセンター試験の問題と類似した設問・テーマもみられ、過去問演習を中心にしっかりと学習した受験生は高得点が可能である。
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