河合塾
2013年度大学入試センター試験 分析
【世界史B】
文化史、第二次世界大戦後の現代史は減少。
語句選択問題が減少し、4文正誤判定問題や地図問題が増加した。
難易度 昨年並み
単純な語句選択問題が減少したとはいえ、受験生が苦手とする文化史、第二次世界大戦後の現代史が減少したため、全体としては昨年並みである。
出題分量
昨年と変化なし。
出題傾向分析
昨年と比較して欧米史からの出題が増加したとはいえ、全体としては依然としてアジア・アフリカ史の比率が高く、前近代史の問題が近現代史の問題より多かったこともここ数年の傾向である。文化史、第二次世界大戦後の現代史、日本史関係の問題、特定の世紀の出来事を問う問題が減少した。ただし、正誤判定をするうえで時期を知っておかねばならない問題は依然として多い。形式の上では、単純な語句選択問題が減少した一方で、4文正誤判定問題が増加し、とりわけ正しいものを選ぶ問題が増加した。地図問題は昨年の2問から3問に増加したが、いずれも過去の出題で使われたことのある地図である。写真の内容を判別させる問題は出題されなかった。
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