河合塾
2013年度大学入試センター試験 分析
【理科総合A】

3つの組合せを選ぶ問題が増加し、適当でないものを選ぶ問題が初めて姿を消した。

昨年3問であった3つの組合せを選ぶ問題が5問に増えており、昨年まで出題されていた適当でないものを選ぶ問題が初めて姿を消した。

難易度 難化
グラフから読み取る数値計算や濃度を絡めた中和の計算がやや複雑であったり、選択肢の正誤の判断にやや細かい知識が必要であった。形式として、数値計算が昨年の4問から5問に増え、3つの組合せを選ぶ問題が昨年の3問から5問に増えた。選択肢が8択以上の問題が全設問の42%(26問中11問)を占めている。

出題分量
大問数4題とマーク数は変化していないが、設問数は昨年の22問から25問と3問増加している。

出題傾向分析
身近な物質や日常生活で利用する道具・製品を題材にした出題である。今年はスポーツを題材にアーチェリーと棒高跳びでのエネルギーの変換や海水・調理器具・冷蔵庫・電熱線・スポーツドリンクなどを題材とした問題であった。例年通り、実験結果の表・グラフの正確な読み取りや科学に関する正確な知識が必要であった。現在我々が抱えている環境問題やエネルギー問題、科学技術の利用など、日頃から理科に関する事象や資源・社会問題などに関心を高めていくことが必要である。

※1/20 21:15頃更新される場合もあります。

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