河合塾
2012年度大学入試センター試験 分析
【地理A】

マーク数は2つ減少、難易度はやや易化。

大問のテーマと配列は昨年と同様だが、第4問のマーク数が7から5へと2つ減った。
第5問(地域調査)は、地理Bとの共通問題。

難易度 やや易化
昨年に比べ詳細で厳密な判断を要する統計判定問題や文章題が少なかったため、易しくなった。
*地理歴史、公民の科目選択方法の変更、「倫理、政治・経済」の新設に伴い、地理歴史、公民の各科目の受験者数に変動があり、平均点が影響を受ける可能性がある。

出題分量
大問5題は昨年と同じだが、マーク数は33で昨年より2つ減少した。このため配点は32問が3点、1問が4点となった。

出題傾向分析
大問のテーマは地理の基礎的事項、世界の結びつき、自然・生活・文化(地誌)、地球的課題、地域調査の5題で、現行課程入試の始まった2006年度以来、定着している。各設問は、地理Aの指導要領に準拠している。使用された資料(地図、写真、図表など)は34で、昨年より増加した。知識の暗記にとどまらず地理的な見方や考え方ができるかどうかを試す設問が多い。組合せ解答は12問で、昨年(13問)より1問少ない。

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