河合塾
2012年度大学入試センター試験 分析
【世界史B】
語句選択問題が大幅に増加。日本史関係の問題が複数出題。
アジア・アフリカ史が増加し、日本史関係が前近代・近現代にわたって複数出題された。
難易度 昨年並み
語句を1つ選択する問題が大幅に増加し、受験生が苦手とする世紀や年代を判断する問題が減少したが、全体としては昨年並みである。
*地理歴史、公民の科目選択方法の変更、「倫理、政治・経済」の新設に伴い、地理歴史、公民の各科目の受験者数に変動があり、平均点が影響を受ける可能性がある。
出題分量
昨年と変化なし。
出題傾向分析
昨年は欧米史の比率がやや高かったが、本年はアジア・アフリカ史の比率が高い。前近代史と近現代史の比率は、昨年と同様、前近代史の方が高い。形式の上では、4文正誤判定問題の数が減少して様々な形式の問題が出題され、特に昨年出題されなかった単純な語句選択問題が多く出題された。また写真から判断させる問題が出題された。地図問題は2問出題され、そのうち1問は地図中の位置から都市名を判断させる設問で、昨年にはなかった形式であった。
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