河合塾
2012年度大学入試センター試験 分析
【生物I】

2つの問題で過去と同様のグラフが出題された。
第4問の図1は1975年度の共通一次試行試験第2問、1985年度の共通一次追試験第2問と同様のグラフであり、今回で3度目であった。
さらに、第5問の図1は1988年度の共通一次本試験第2問の図1と同様のグラフであった。


第4問Bの問4は、2011年度河合塾 大学受験科 実戦シリーズ センター生物T実戦テストの第2講第2問の問1と同じ内容。

難易度 昨年並み
問題文の分量、総選択肢数、マーク数が増え、文章選択肢の文章の行数、図・表の数が減った。また、知識問題と考察問題の割合はほぼ変わらないので、難易度は昨年とほぼ同様と考えられる。

出題分量
大問数は変化なく、マーク数が1増え、問題文の分量と総選択肢数も増えた。

出題傾向分析
個体の成立ち、生殖・発生、遺伝子・遺伝、環境と動物の反応、環境と植物の反応の5分野からバランスよく出題されており、大きな変化はなかった。すべての大問がA・B、またはA・B・C分けになっており、幅広いテーマから出題されている。

解答用紙の解答欄が変更になった。解答番号が昨年までの大問ごとから通し番号へ変更され、マークシートの選択肢番号の数も14個から9個に減った。<理科共通>

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