河合塾
2011年度大学入試センター試験 分析
【地理B】

出題分野は昨年とほぼ同じで、難易度も昨年並み。

出題分野は、自然環境、資源と産業、生活文化と都市、アフリカ地誌、現代世界の諸課題、地域調査で、昨年とほぼ同じである。昨年と比べると、地誌の対象地域が変わったが、産業分野は連続して鉱工業から出題された。

難易度 昨年並み
昨年、一部に見られた判断に迷う問題がなかった。

出題分量
大問数は6題で同じだが、マーク数が1つ減り35となった。組合せ解答数が昨年の12から18に大きく増加し、全体の半分以上となった。使用素材数(図、表、写真)はほぼ昨年と同じである。

出題傾向分析
現行課程となって以来、大問は、自然環境、資源と産業、生活文化と都市、地誌、現代世界の諸課題、地域調査の6つのテーマで構成されており、大問構成に変化はない。地理のほぼ全分野から出題されており、統計地図やグラフなどの図表を多用し、単純な知識を問うのではなく、図表の読み取り能力や理解力を試す問題が中心となっている。地域調査の分野では、地形図の読図問題も定着している。

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