河合塾
2008年度大学入試センター試験 分析
【倫理】
大問構成に変化なし。出題分野・配点とも昨年と同様。
第5問は中設問(大問をA〜Cに3分割)構成ではなくなり、一つの本文から小問が構成されるスタイルとなった。しかし、内容的にはここ数年の傾向と同様である。
難易 昨年並み
昨年と同様、教科書の知識で判断できる設問が中心であり、細かい知識が求められる設問はあまり出題されなかった。
出題傾向分析
グラフ読み取り問題や論理判断問題、資料文読解問題などが出題されており、例年と同様、全体としてバランスのとれた問題構成となっている。知識を問う問題についても、瑣末な知識を求めるものや教科書レベルを逸脱した設問はほとんど見られず、標準的な知識を問うものとなっており、きちんと学習を積み重ねてきた受験生にとっては、取り組みやすいものとなっている。本文の趣旨・内容に合致する記述を選択する問題は、これまで第2〜4問で計3題出題されていたが、それに加えて第5問でも登場したため、合わせて4題となった。また、資料文読解問題が3題あり、昨年に比べて2題増加した。
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