河合塾
2008年度大学入試センター試験 分析
【理科総合A】

計算問題や思考力を必要とする設問が定着した

計算結果を与えられたグラフに書き込んで解答を選択する設問など、図・グラフの問題で工夫が見られた。

難易 難化
昨年より、解答の選択で悩むような問題は少なかったが、問題文を正確に読み取り理解する力や、思考力を必要とする計算問題が増加した。グラフの読み取りや、実験の考察にやや複雑なものがあった。

出題傾向分析
身の回りの物質や日常生活で利用する製品や目にする現象などを題材にした「理科総合A」の趣旨に沿った出題。実験結果の表やグラフに基づいて考察し、計算させるなど、知識だけでなく、思考力が必要である。現在、我々がかかえている環境問題や科学技術の利用など、日頃から理科に関連する社会問題、事象、資源などに関心を高めておくことが大切である。
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