河合塾
2006年度大学入試センター試験 分析
【日本史A】

新課程の教科書では簡単にしか扱われていない、ペリー来航以前から一割強出題。

難易 昨年並み
近世やそれ以前からの出題も多かったが、設問自体はさほど難しくはなかった。

出題傾向分析
新課程に基づく初めての日本史Aの試験であったが、ペリー来航以前の時期からの出題が一割強を占めた。その内容は、「日本人の信仰・宗教」と、近世の外交・文化であり、とくに前者については、指導要領が挙げている主題の一つであるが、高校によっては教えていない場合もあり、戸惑った受験生が多かったかもしれない。出題形式では、例年は多数見られた図版や統計を用いた設問は1問のみであった。また、出題分野は昨年に比して外交・文化史からの出題が大幅に増加した。
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