河合塾
2005年度大学入試センター試験 分析
【地理A】

図表など資料判定問題が減少,文章題が増加。解答はより容易に。

難易度 やや易化
どの問題も判断の根拠が明確かつ単純になったため。

出題傾向分析
昨年に比べ,統計表が少なかったものの,グラフや統計地図がやや増え,一方,写真を利用した問題は半分以下に減った。この結果,図表など資料の読み取りを中心とする問題は全体として減少し,その分,文章の正誤を判定する問題が増加した。また,解答形式では組合せ解答の数がやや減少した。どの問題でも判断の根拠が明確なため,地理Aの各分野における正確な知識があれば,短い解答時間で正解を導ける。昨年に比べ問題がやや単調になったような印象を受ける。出題分野には昨年同様,偏りがなく,全分野から広く題材を求めている。地域についても,狭い地域について細かく問うよりは,広く世界各地に事例を求めるよう工夫されている。
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