河合塾
2005年度大学入試センター試験 分析
【数学II・数学B】
第2問が、例年の微分法・積分法中心の出題から図形と方程式を重視した出題となった。放物線の位置関係を4つの選択肢から選ばせる問題は現行課程で初めての出題である。
難易度 やや易化
昨年と比べて、第1問はやや難しくなったが、第2問から第5問までは数学的内容がやや易化し、計算量も少なくなった。
出題傾向分析
昨年の難しかった出題内容に比べると、全体的に見れば数学的内容・計算量ともに少なくなっている。第2問においては例年の微分法・積分法中心の出題ではなく、図形と方程式中心の出題であり、第5問においては例年出題されていた分散の問題が出題されなかった。形式上の変化としては、問題文において既出の解答欄は太枠ではなく細枠となっており、受験生のマークミスを防ぐように工夫されている。
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