河合塾
分析コメント
【国語I・国語II】

昨年と比べ全体的に易化。現代文で森鴎外の歴史小説から出題。

易化
現代文(評論)は易化した。現代文(小説)は昨年並み。古文については本文は長いが読みやすく、設問も、選択肢は長いものが多いが紛らわしくないため、易しくなった。漢文は本文の主旨が明確で、読み取りやすい。

現代文(評論)は音楽鑑賞のあり方やその変化をふまえ、音楽をめぐる「神話化」の問題について論じた評論である。昨年よりも読みやすく、設問も解きやすくなった。
現代文(小説)は本文自体が古いという点と、多様な解釈が可能であるという点で、解きにくい設問もある。
古文の文法は「る」の識別が出題された。昨年同様、長文解釈がなく、説明問題に和歌がからむものが2問あった。
漢文は例年通り、文脈読解に比重が置かれていた。
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