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英語 [分析] 2020年度大学入試センター試験速報 | 大学入試解答速報

昨年と同様に、実践的なコミュニケーション能力とさまざまなタイプの文章の読解力を問うという、現行課程の特徴を意識した出題であった。

第4問Aで、従来型のグラフや表は出されず、計算が必要な設問に関係する図が出された。

難易度

昨年並み

出題形式・傾向ともに昨年と変わらないので、全体としては昨年並み。

出題分量

総語数は4,384語で昨年より163語増えたが、昨年とほぼ同じ。

出題傾向分析

第4問・第5問で一部新傾向の設問が見られたが、全体としては昨年とほぼ同じ。

2020年度フレーム(大問構成)

大問 分野 配点 マーク数 word数 テーマ
1 A発音 6 3 12  
Bアクセント 8 4 16
2 A文法・語法 20 10 192  
B語句整序 12 6 123
C応答文完成 15 3 283
3 A1不要文選択 5 1 136 NBAのルール変更
A2不要文選択 5 1 137 腰痛の原因
A3不要文選択 5 1 135 ハムなどの食品の保存法
B発言の主旨 18 3 668 慈善活動の企画に関する大学生のやりとり
4 Aビジュアル読解問題(図) 20 4 598 ボール投げの正確性を高める訓練
B図表問題(告知) 20 4 393 フリーマーケットの出店者募集の告知
5 長文読解(物語) 30 5 839 はぐれた飼い犬を探しに行った山で出会った老人
6 長文読解(論説文) 36 9 852 自動販売機の発達の歴史
合計 200 54    

2019年度フレーム

大問 分野 配点 マーク数 word数 テーマ
1 A発音 14 3 12
Bアクセント 4 16
2 A文法・語法 47 10 193
B語句整序 6 100
C応答文完成 3 287
3 A1不要文選択 33 1 142 「航空ルートの目印となる矢印」
A2不要文選択 1 139 「都会の鳥と田舎の鳥の能力の違い」
A3不要文選択 1 139 「中世のイギリスの宴」
B発言の主旨 3 542 「退職する恩師への贈り物」
4 A図表問題(表・グラフ) 40 4 606 「絵画に描かれた食べ物の国別比較」
B図表問題(広告) 4 378 「ある地域の城に関する案内」
5 長文読解(物語) 30 5 827 「ガーデニングの経験から学んだ教訓」
6 長文読解(論説文) 36 9 840 「物と情報の流通経路の発展」
合計 200 54    

設問別分析

第1問

昨年までと同じくAとBの2部構成で、Aは発音問題3問、Bはアクセント問題4問。難易度は昨年並み。カタカナ語は、一昨年が10語、昨年は8語出題されたが、今年もscratch, loose, allergy, physical, strategy, alcohol, workshop, democracyの8語が出題された。

第2問

Aは文法・語法問題で、昨年と同様に問題数は10問。問8〜問10は、文中の2つの空所に入れるのに適切な語句の組み合わせを選ばせる問題であった。far from A, get along with A, as long as SV ..., give it a second thought, except for Aなど、例年よりイディオムが多い印象だが、10問ともおおむね標準的なレベルの問題なので、全体的な難易度は昨年並み。
Bは語句整序問題で、昨年と同様に問題数は3問であった。問2と問3で昨年に比べてやや解きにくい問題が出題されたので、全体的な難易度はやや難。
Cは応答文完成問題で、昨年と同様に問題数は3問であった。発話数は、昨年と同様に3問とも4つであった。難易度は昨年並み。

第3問

Aは不要文選択問題で、昨年と同様に問題数は3問であった。今年も、昨年と同様に、下線部が連続していない問題が1問出題された。問2がやや正解を選びにくい問題だったが、全体的な難易度は昨年並み。
Bは「慈善活動の企画」に関する大学生のやりとりにおける発言の主旨を選ぶ問題で、昨年までと同様に問題数は3問であった。2つめの設問で、昨年と同様にまとめ役が直前の3人の発言をまとめる問題が出題された。3つめの設問は、昨年はまとめ役が発言者全員の意見をまとめた内容を問う問題であったが、今年は、まとめ役が発言者全員の意見を踏まえた上で次の検討事項として述べたことを問う問題が出題された。なお、一昨年は発言者の人数が6名であったが、昨年は7名で過去最多となり、今年も昨年と同じで7名であった。昨年に比べて、本文の語数が70語ほど増えたが、設問の全体的な難易度は昨年並み。

第4問

Aは「ボール投げの正確性を高める訓練」に関するビジュアル問題で、設問数は昨年と同じく4問。一昨年はグラフが1つ、昨年は表が1つ、今年は図が1つであった。図は的に向かってボールを投げた結果を示しており、それを見て計算をさせるという過去に例のない新傾向の出題であった。なお、一昨年まで出題が続いていたのに昨年は出題されなかった、最終段落に続く部分の内容として適切なものを選ばせる問題が復活した。難易度は昨年並み。
Bは「フリーマーケットの出店者募集の告知」の情報を読み取る問題で、表の中の情報が少なくなったものの、昨年とほぼ同形式であった。計算問題が例年と同じく今年も出題された。難易度は昨年並み。

第5問

本文は、昨年はエッセイ風の文章であったが、今年は「はぐれた飼い犬を探しに行った山で出会った老人」に関する物語文であった。筆者の感情の変化を問う設問が出題されたが、これは新傾向の問題であり、共通テストの試行調査でも同様の設問が見られた。問4で、rang in the airという表現の文脈に即した意味を問う問題が出題されたが、これは昨年の問4と同趣旨の設問であった。設問数は昨年と同じく5問。難易度は昨年並み。

第6問

例年と同様に、「自動販売機の発達の歴史」に関する論説文の長文読解問題であった。設問はAとBの2部構成で昨年までと同じ。
Aでは昨年同様、今年も問3でcounterfeitという語の意味を問う問題が出題された。Aの問5では、本文の主題を尋ねる問題が4年連続で出題された。 Bの段落の主旨を選択する問題は、昨年と同様に空所は4つであった。
本文の語数は昨年より8語減って569語、設問の語数は昨年より20語増えて283語で、総語数は12語増えたが、ほぼ昨年並み。難易度も昨年並み。

過去の平均点の推移

19年度 18年度 17年度 16年度 15年度
123.3 123.8 123.7 112.4 116.2