2017年度大学入試センター試験 数学I [分析]
教科書の発展的な内容を扱う問題が出題された。

数と式では、3次式の因数分解を扱う問題が出題された。データの分析では、昨年に引き続き変量の変換に関する問題が出題された。
難易度 昨年並み
基本事項を問う典型的な問題が多い。

出題分量
分量に変化は見られないが、計算がやや煩雑であった。

出題傾向分析
昨年出題された1次関数が今年は出題されなかったが、出題分野に大きな変化はない。基本事項を問う問題が多いが、発展的な内容も扱われているため、教科書の公式を使えるだけでなく、応用問題まで演習を積んでおきたい。
2017年度フレーム(大問構成) 2016年度フレーム
大問 分野 配点 テーマ 大問 分野 配点 テーマ
1
[1]数と式
[2]集合と命題
25
因数分解,式の値
必要条件・十分条件,命題の真偽
1
[1]1次関数
[2]集合と命題
25
最小値・最大値、1次不等式
有理数・無理数、必要条件・十分条件
2
2次関数
25
最小値,2次不等式
2
2次関数
25
連立2次不等式、最大値・最小値
3
図形と計量
30
余弦定理,正弦定理,三角形の面積,正接の値
3
図形と計量
30
余弦定理、正弦定理、三角形の面積、外接円の半径、角の二等分線、円周角の定理、三角形の面積比
4
データの分析
20
散布図,分散・共分散・相関係数,ヒストグラム,箱ひげ図
4
[1]データの分析
[2]データの分析
20
散布図・箱ひげ図、四分位数・中央値
ヒストグラム・箱ひげ図・散布図、分散・共分散・相関係数
合計  100 合計  100
■設問別分析
第1問
[1]教科書の発展的な内容である3次式の因数分解が出題された。文字式の計算がスムーズにできるように練習しておきたい。<数学I・Aの第1問[1]と一部共通>
[2]必要条件・十分条件および命題の真偽に関する問題であった。基本事項が身についていれば解きやすい。過去問を演習しておけば十分である。<数学I・Aの第1問[2]との共通問題>
第2問
2次関数のグラフが原点を通るときのaの値と、2次関数の最小値に関する問題であった。頻出のテーマであり誘導もあるため解きやすい。ただし、tのとり得る値の範囲に注意したい。<数学I・Aの第1問[3]と一部共通>
第3問
正弦定理、余弦定理、三角形の面積に関する問題は、典型的であり易しかった。正接の値を求める問題も誘導があり、図を丁寧に書き、三角比の定義を正しく理解していれば易しい。無理数の計算が煩雑であるため、計算ミスがないように気をつけたい。<数学I・Aの第2問[1]と一部共通>
第4問
散布図、ヒストグラム、箱ひげ図から読み取りをする問題と変量の変換に関する問題であった。読み取りをする問題は易しかった。変量の変換は昨年に引き続いての出題であり、定義の深い理解が必要である。教科書の発展的内容まで対策しておきたい。<数学I・Aの第2問[2]と一部共通>
■過去の平均点の推移
16年度 15年度
36.5  32.4 
※今年度の予想平均点速報はこちら
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