河合塾
2018年度大学入試センター試験 分析
【地学】

文選択問題など詳細な知識を必要とする問題が増加し、語句や数値だけを問うような問題は減少した。

「固体地球の概観と活動」分野のうち、昨年に比べて固体地球の問題が減少し、岩石・鉱物の問題が増加した。

難易度 やや易化
文選択問題は増加したものの、基本的な知識を問う問題が昨年に比べて多かった。また、計算問題の問題数は昨年と同じであったが、取り組みやすい問題が多かった。

出題分量
解答するマーク数は30であり、昨年と同じであった。

出題傾向分析
教科書で扱われている「固体地球」「岩石・鉱物」「地質・地史」「大気・海洋」「宇宙」の5分野のすべてから出題されていた。内容的には昨年と同様に知識問題、読図問題、計算問題がバランスよく出題された。出題形式でみると、昨年に比べて文選択問題が増加し、語句数値選択問題が減少した。選択問題の出題分野は年度によって異なっており、今年は地質と岩石、宇宙からの出題であった。選択問題の宇宙分野では計算問題が出題されなかったこともあり、2つの選択問題の難易度はほぼ同レベルであった。

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