河合塾
2018年度大学入試センター試験 分析
【地学基礎】

身近な題材から考えさせる問題や会話形式の問題が出題された。

第2問では、随筆を題材として身近な自然現象と地学の知識を考察させる目新しい問題が出題された。第3問では、会話形式の問題が昨年に引き続き出題された。

難易度 昨年並み
計算問題が昨年の3問から今年は1問に減少したが、思考力の必要な問題が増加したため、難易度は昨年並みであった。

出題分量
大問数は4題から3題になり、1題減少したが、マーク数は15で昨年と同じであった。4択の問題を中心に出題されており、昨年から6択の問題が1問増加して2問になったが、大きな変化はなかった。全体のページ数は、昨年の15ページから12ページになり、減少した。

出題傾向分析
地学基礎の各分野からバランスよく出題された。第1問は地球分野の問題であった。第2問は大気・海洋分野を中心として、地球分野や宇宙分野を融合させた問題であった。第3問は宇宙分野の問題であった。第1問の問題数と配点が増加し、第2問の問題数と配点が減少した。図表を読み取る問題に関しては、第2問と第3問には出題されなかったが、第1問に多く出題され、全体の問題数や難易度は昨年とほぼ同じであった。計算問題は昨年の3問から減少して1問となった。

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