河合塾
2017年度大学入試センター試験 分析
【地学】

詳細な知識や複雑な考察を必要とする問題が減少し、平易な知識を問う問題が増加した。

放射性同位体の種類、地学基礎で扱われる古生物の復元図など基礎的な知識を問う問題が多かった。

難易度 易化
問題文の量や選択肢の多い問題が減少したことに伴い、昨年に比べて解答時間に余裕ができた。基礎的な知識を問う問題が多かった。

出題分量
解答するマーク数は30であり、昨年と同じであった。

出題傾向分析
教科書で扱われている「固体地球」「岩石・鉱物」「地質・地史」「大気・海洋」「宇宙」の5分野のすべてから出題された。内容的には昨年と同様に知識問題、読図問題、計算問題がバランスよく出題された。また、昨年に引き続き地質平面図を読み取る問題が小問1問にとどまった。昨年は選択問題の難易度に大きな差がみられたが、今年はほぼ同じレベルの内容であった。選択問題の出題分野は年度によって異なっており、教科書の内容をまんべんなく学習しておく必要がある。

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