河合塾
2017年度大学入試センター試験 分析
【地学基礎】

計算問題が増加したため、やや難化した。目新しい融合問題が出題された。

受験生の苦手な計算問題が昨年の1問から今年は3問になり、増加した。宇宙分野と地球分野についての融合問題が会話形式で出題された。

難易度 やや難化
昨年は解きやすい問題が多かったが、今年は計算問題が多かったことや解答に迷う問題が多かったことから、やや難化した。

出題分量
大問は1題増加したが、マーク数は15で昨年と同じであった。全体のページ数は、昨年の12ページから今年は14ページになり、増加した。

出題傾向分析
地学基礎の各分野からバランスよく出題された。第1問は地球分野の問題であった。第2問は地球環境と大気・海洋分野に関する問題であり、昨年の4問から5問に増え、配点も増加した。第3問は宇宙分野の問題であった。第4問は宇宙分野と地球分野の融合問題であった。地球分野は第1問と第4問に、宇宙分野は第3問と第4問に分散された形となり、第2問の配点が増えた影響で、地球分野と宇宙分野の問題数と配点は減っている。 図表を読み取る問題に関しては、問題数は昨年とほぼ同じであるが、図を読み取って計算する問題が2問も出題され、昨年よりも難化した。

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