河合塾
2017年度大学入試センター試験 分析
【生物基礎】

教科書に記載されている知識を問う問題が中心であり、細胞周期に関する計算問題が出題されたが、昨年出題された考察問題は出題されなかった。

教科書の各分野よりバランスよく出題され、すべての問題がA・B分けされていた。設問15問のうち、13問が知識を問う問題、1問が計算問題であり、1問がグラフから選択肢の正誤を判断する問題であった。

難易度 やや易化
教科書に記載されている基本的な知識を問う問題がほとんどであった。また、文章選択問題の割合がやや低下し、1マークあたりの選択肢数も減少した。1問出題された計算問題は、細胞周期に関する標準的な計算問題であり、昨年の腎臓の濃縮率に関する計算問題に比べて正答率は高いだろう。

出題分量
大問数は昨年と同じく3題、マーク数も昨年と同じく17であった。総ページ数は12ページで、昨年より1ページ減少した。

出題傾向分析
生物と遺伝子、生物の体内環境の維持、生物多様性と生態系の3分野からバランスよく出題されており、各大問がA・B分けされていた。教科書に記載されている知識を問う問題が中心であり、例年通り計算問題が1問出題されたが、昨年出題された考察問題は出題されなかった。

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