2018年度大学入試センター試験 世界史A [分析]
昨年同様、日本と世界の関係を扱う問題や、グラフを読み解く問題が出題された。

昨年はリード文で日本が扱われたが、今年は設問レベルで日本の外交を扱うものが増えた。
難易度 昨年並み
正答率が低くなりがちな2文の正誤組み合わせ問題や、年代並べ替え問題が減った一方で、正答しやすい用語選択問題も減った。

出題分量
昨年と変化なし。

出題傾向分析
近現代からの出題と、4文の正誤問題が増えた。昨年は図版が直接解答に結びつく設問が出題されたが、今年は出題がなかった。
2018年度フレーム(大問構成) 2017年度フレーム
大問 分野 配点 マーク数 大問 分野 配点 マーク数
1
伝統の利用による国家形成
30
10
1
植民地の形成・拡大・支配のあり方
27
9
2
帝国主義の時代における教育や人材養成
31
10
2
世界と日本の結び付き
31
10
3
海を舞台とした交流や国家・地域の再編
21
7
3
ヨーロッパのキリスト教世界
21
7
4
宗教運動と政治・社会との関わり
18
6
4
第二次世界大戦以降の国際関係
21
7
合計  100 33 合計  100 33
■設問別分析
第1問
問5は、正解以外が誤文であるのは明らかだが、沖縄復帰と日中国交正常化が同じ年だと判断するのはやや難しい。問6は、フセイン政権とターリバーン政権(タリバン政権、タリバーン政権)の崩壊が両方とも21世紀の出来事であり、またそれが地図と関連した問題であるため難しい。
第2問
問1は、ナイジェリアがイギリス、タヒチがフランスの植民地であったことを判断できなければ正解できないため、やや難しい。問6は、イギリスのEC加盟がド=ゴール仏大統領の辞任以後であることを判断するのは難しく、またヨーロッパ経済領域が教科書にない情報なので、年号のみで解答することになりやや難しい。
第3問
問6は、アメリカ合衆国の日本への石油禁輸の時期を特定するのがやや難しいが、その他は標準的な問題であった。
第4問
問3は、キング牧師の演説が正答と容易に判断できる。ただし、オバマ大統領の核兵器廃絶の演説がプラハで行われたことはほとんどの教科書に載っておらず、解答の際不安に思った生徒もいると思われる。その他は単語問題も含めて標準的な問題であった。
■過去の平均点の推移
17年度 16年度 15年度 14年度 13年度
42.8  42.1  47.4  47.8  46.7 
※今年度の予想平均点速報はこちら
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