2018年度大学入試センター試験 英語(リスニング) [分析]
出題傾向に大きな変化はないが、これまで以上に多様な応答表現の知識が問われるようになった。

設問総数(25問)と読み上げ文の総語数にほとんど変化はなかった。印刷された質問・選択肢の総語数は約70語増え、その点では若干負担増だったものの、第3問Bの情報読み取りの負担は若干軽減された。
難易度 やや難化
対話の流れをより正確に理解する力と、これまで以上に多様な応答表現の知識が問われた。

出題分量
マーク数、配点は昨年と同じ。読み上げられた英文の総語数は1,144語(昨年は1,145語)。質問・選択肢の総語数は575語(昨年は502語)。

出題傾向分析
音声を正確に聴き取り、聴き取った情報を他の表現に言い換える力に加え、多様な応答表現の知識がより求められるようになった。
2018年度フレーム(大問構成) 2017年度フレーム
大問 分野 配点 マーク数 word数 テーマ 大問 分野 配点 マーク数 word数 テーマ
1
対話文ヴィジュアル選択問題
12
6
30/6
31/18
31/36
30/25
31/12
30/8
問1 二人が見ている写真
問2 各々の支払い金額
問3 新しい職場に対する女性の感想
問4 携帯ショップでの男性の依頼
問5 勘違いしていた現在時刻
問6 美術館を訪れる外国人の数の推移
1
対話文ヴィジュアル選択問題
12
6
29/8
30/8
31/21
29/22
22/20
29/5
問1 女性が選ぶ寮の部屋の間取り
問2 男の子の交通費
問3 男性の今日の予定
問4 女性が映画で気に入らない点
問5 男性が受け取る迷惑メールの数
問6 女性のお弁当
2
対話文応答完成問題
14
7
20/21
20/24
25/18
23/24
26/19
27/25
30/8
問7 買った物の確認
問8 レストランでの注文
問9 スケッチコンテストの優勝者
問10 孫の質問と祖父の答え
問11 コピー紙の色と必要な部数
問12 今学期の地理の成績
問13 忘れたコンピュータのパスワード
2
対話文応答完成問題
14
7
26/19
22/16
27/10
24/22
25/25
26 /28
30/24
問7 ダンスの発表会の開始時刻
問8 男性のスペイン語力
問9 ケガで早退するか
問10 もしかして人違い?
問11 非常用備品の中身
問12 留学準備の相談
問13 宣伝文句に懐疑的
3
A 対話文質問選択問題
B 対話長文ヴィジュアル型質問選択問題
12
3
3
50/30
50/15
47/31
150/70
問14 今晩の夕食
問15 オンラインでの本の貸し出し延長
問16 隣人へのインタビュー
問17〜19 今日と明日の観光予定
3
A 対話文質問選択問題
B 対話長文ヴィジュアル型質問選択問題
12
3
3
50/27
48/12
50/37
149/62
問14 女性が息子に腹を立てた理由
問15 歯医者の予約
問16 二人はそれぞれどこにいる?
問17〜19 夏のボランティアプログラム
4
A モノローグ長文内容把握問題
B 会話長文質問選択問題
12
3
3
200/103
293/82
問20〜22 日本の寮生活での貴重な経験
問23〜25 海外留学する生徒へのアドバイス集作り
4
A モノローグ長文内容把握問題
B 会話長文質問選択問題
12
3
3
195/80
303/56
問20〜22 アフリカの失明率低下へのウィルソンの貢献
問23〜25 アメリカへ持っていく手土産
合計  50 25 合計  50 25
注)word数は、問題文/設問選択肢です。
■設問別分析
第1問
対話を聞き、質問の答えとして最も適切なイラスト、数字などを選ぶ問題。問2と問5の計算問題につまづいたり、問6がグラフを用いた新しい傾向の問題になったことで戸惑ったりした受験生もいたと思われる。 事前に質問とイラストなどに目を通して、聴き取りのポイントを予測しておくこと、また、数字の聴き取りや計算にも慣れておくことが重要である。
第2問
読み上げられた対話に続く応答を選ぶ問題。選択肢は例年どおり短めであるが、より多様な応答表現の知識が問われた。 事前に選択肢に目を通して、場面・状況を想像しながら聴く訓練をしておくこと。対話の中で聞こえてこない単語で選択肢が作られていることもあるので、聞こえてくる音に引きずられないように注意する。また、対話全体の状況を把握し、最後に発話の内容を十分理解した上で柔軟に応答を考えるスピーキング能力を向上させる練習が重要である。
第3問
A:対話を聞いて、質問の答えとして最も適切な選択肢を選ぶ問題。普段からさまざまな会話表現を自分で口に出して練習することで聴き取りの力をつけておくことが大事である。
B:質問選択型。昨年は4つのプログラムが掲載されていたポスターが使われていたが、今年は一枚の地図が使われた。複数の情報を聴き取り、取捨選択する能力が問われる問題。事前に地図の内容を素早く読み取り、時刻や方位や建物などの情報を整理しておくことが求められる。
第4問
A:長めの英文1題。昨年は伝記が出題されたが、今年度はエッセイが出題された。質問文から聴き取るポイントを絞りやすかった。事前に質問と選択肢を短時間で読み取り、的を絞った聴き取りをすることや、内容を正確に聴き取るためにディクテーションなどの練習を取り入れることが効果的であろう。
B:一昨年から登場した、3人の討論を聞いて質問に答える形式。聴き取った情報の要点をまとめる練習を普段からしておくとよい。
■過去の平均点の推移
17年度 16年度 15年度 14年度 13年度
28.1  30.8  35.4  33.2  31.5 
※今年度の予想平均点速報はこちら
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