2016年度大学入試センター試験 英語(リスニング) [分析]
第3問B以降に出題形式の大幅な変更があった。

設問総数(25問)と読み上げ文の総語数に変化はなかったが、一方で印刷された質問・選択肢の総語数は約170語増え、読み取りの負担が増えた。
難易度 難化
第3問B、第4問A、第4問Bに出題形式の変化があり、その中でも第4問Bは、3人の討論を聞いて質問に答える新しい形式の設問で、3人の意見の類似点と相違点を整理しなければ答えを導き出すことができず、かなり難しかったと思われる。

出題分量
マーク数、配点は昨年と同じ。読み上げられた英文の総語数は1,129語(昨年度は1,123語)。質問・選択肢の総語数は576語(昨年度は462語)。

出題傾向分析
音声を聴き取る技能だけでなく、聴き取った情報を比較したり推測したりする思考力・判断力がより求められる出題傾向となった。
2016年度フレーム(大問構成) 2015年度フレーム
大問 分野 配点 マーク数 word数 テーマ 大問 分野 配点 マーク数 word数 テーマ
1
対話文イラスト選択問題
12
6
29/6
28/10
27/11
30/19
25/33
29/8
問1 新しい校旗
問2 新入部員の総数
問3 興味がない授業
問4 レポートの締め切りまであと何分?
問5 ロッカーの場所はどこ?
問6 電話番号の記入箇所
1
対話文イラスト選択問題
12
6
25/8
29/13
28/20
29/7
23/6
28/7
問1 女性が探しているTシャツ
問2 男性がもっとも長く住んでいた都市
問3 女性の今日の通勤時間
問4 予約のキャンセル料の割合
問5 会議の開始時間
問6 女性が使っているコンピュータ
2
対話文応答完成問題
14
7
24/29
25/31
25/23
24/21
20/28
29/25
23/12
問7 辞書を貸して
問8 レストランの予約
問9 ばったり会ったエミリー
問10 顔の表情からわかる音楽の好み
問11 飲酒可能な年齢の違い
問12 フライドチキンの値引き
問13 今週は眠れない
2
対話文応答完成問題
14
7
25/18
23/22
18/21
28/16
26/27
31/15
30/23
問7 まだ来ない注文したステーキ
問8 映画の感想
問9 10時半なのに、もう空腹
問10 ホッチキスの名前の由来
問11 討論のためのグループ分け
問12 エスカレーターの場所はどこ?
問13 ピカソ展へのお誘い
3
A 対話文質問選択問題
B 対話長文ヴィジュアル型質問選択問題
12
3
3
49/32
48/36
48/32
148/63
問14 母の誕生日プレゼント
問15 男性の新しいシャツを好まない理由 
問16 ダウンロードではなくCDを買う
問17〜19 宅配ピザの注文
3
A:対話文質問選択問題
B:対話文図表完成問題
12
3
3
45/20
50/27
47/25
149/-
問14 女性のこれからの行動
問15 コーヒーの分量の聞き間違い
問16 会話が行われた場所
問17〜19 ロンドンパラリンピックの結果
4
A モノローグ長文内容把握問題
B 会話長文質問選択問題
12
3
3
197/83
301/74
問20〜22 隣人にあげたロブスター
問23〜25 500万円でできる学校の改善
4
A:モノローグ短文内容把握問題
B:モノローグ長文内容把握問題
12
3
3
91/30
95/28
96/18
207/111
問20 イギリスの結婚記念日の記念品
問21 ホテルの設備と施設の案内
問22 パラオと日本の国旗の共通点
問23〜25 ヘレン・ケラーと秋田犬
合計  50 25 合計  50 25
注)word数は、問題文/設問選択肢です。
■設問別分析
第1問
対話を聞き、質問の答えとして最も適切なイラスト、数字などを選ぶ問題。問5は選択肢がセンテンスレベルになっているため、選択肢を読む負担が増えた。
事前に質問とイラストなどに目を通して、聴き取りのポイントを予測しておくこと、また、数字の聴き取りや計算にも慣れておくことが重要である。
第2問
読み上げられた対話に続く応答を選ぶ問題。選択肢は昨年と同じく短め。
事前に選択肢に目を通して、場面・状況を想像しながら聴く訓練をしておくこと。聞こえてくる音に引きずられず、逆に聞こえてこない音で選択肢が作られていることもあるので、対話全体の状況を把握し、最後の発話の内容を十分理解した上で柔軟に応答を考えるスピーキング能力を向上させる練習が重要である。
第3問
A:対話を聞いて、質問の答えとして最も適切な選択肢を選ぶ問題。
事前に質問文と選択肢から的を絞って、集中的に聴く練習をしておくことが重要。
B:図表完成型から、質問選択型に変化した。従来は数値と比較表現の聞き取りを中心とした問題であったが、複数の情報を聞き取り取捨選択する能力が問われる問題となった。
長めの対話を聞いて、複数の情報を整理しながら聞く練習をしておくとよい。
第4問
A:短めの英文3題から長めの英文1題(従来の第4問Bの形式)になった。英文の内容は私的なエピソードであった。
事前に質問と選択肢を短時間で読み取り、的を絞った聴き取りをすることや、内容を正確に聴き取るために普段からディクテーションなどの練習を取り入れることが効果的であろう。
B:3人の討論を聞いて質問に答える形式が初めて出題された。
聴き取った情報の要点を表にまとめるような練習をするとよい。
■過去の平均点の推移
15年度 14年度 13年度 12年度 11年度
35.4  33.2  31.5  24.6  25.2 
※今年度の予想平均点速報はこちら
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